日本アバイアは11月17日、IPコンタクトセンター向けソフトスイート「Avaya Customer Interaction Suite」のうち、「コンタクトマネージメント」および「オペレーショナルエフェクティブネス」に分類される新ソフト製品の国内販売を開始した。
Avaya Customer Interaction Suiteは、音声、電子メール、チャットといった通信手段を統合し、仮想的なIPコンタクトセンターモデルを構築するための製品。「コンタクトセンターのオペレータ、支社の従業員や専門家など、企業全体の人的資源をシームレスに結び、より迅速かつ効率的な顧客対応を実現する」(同社)
新製品では、ウェブブラウザベースのインターフェースを採用している。これにより、オペレータの端末ごとにソフトを導入したり更新したりする必要がなくなった。分析機能を強化し、顧客ごとの利益やオペレータごとの売上高など詳細な表示ができる。また、ネットワーク障害時にもコンタクトセンター運用を継続させる機能も備えている。
新たに販売を開始するソフト製品は以下のとおり。
コンタクトマネージメント
- Interaction Center 7.0:ウェブブラウザベースのクライアント
- IP Agent 6.0:SIP対応のオペレータ向けソフトフォン。プレゼンスとインスタントメッセージング機能も持つ
- Call Center 3.0:コールセンター構築ソフト。各スキルグループでオペレータ3000人までを管理できる
オペレーショナルエフェクティブネス
- Operation Analyst 7.0:分析用ソフト
- Call Management System 13:通話管理ソフト
同社は、池袋サンシャインシティで開催中の第6回コールセンター/CRMデモ&コンファレンスに、新ソフト製品を出展している。