デルは11月28日、同社製クライアントに最適化させたクライアント管理アプリケーション「Altiris Client Management Suite」を発表した。
同アプリケーションは、米Altirisが開発した製品。ネットワークに接続されたクライアントを、定期的に一元管理できる。具体的には、システム導入、ソフト配布、パッチ管理、バックアップ/リカバリなどの保守作業や資産管理が、遠隔地から実施可能となる。
すべての機能が利用可能な「Level 1」と、機能を限定して価格を抑えた「Level 2」「Level 3」という3種類のパッケージを用意する。それぞれの概要と、10から999クライアント時の税込み価格は以下のとおり。
- Level1:全機能が利用可能。7800円
- Level2:バックアップ/リカバリ(ローカルハードディスク)と、即時情報収集/管理タスク実行機能が利用可能。2800円
- Level3:バックアップ/リカバリ(ローカルハードディスク)機能が利用可能。1200円
また、デルは、これまで法人向けパソコンやワークステーションの一部モデルに提供していた無償クライアント管理ツール「OpenManage Client Instrumentation(OMCI)」と、同ツールを拡張した有償版の「OpenManage Client Administrator(OMCA)」について、対象を法人向けクライアント製品全機種に広げる。
OMCIは、デスクトップPC「OptiPlex」に標準インストールされる。ノートPC「Latitude」およびワークステーション「Dell Precision Workstation」のユーザーは、専用ウェブサイトから無償でダウンロードできる。OMCAは、税込み価格6800円(10〜999クライアント)で販売される。