独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と伊予銀行は11月29日、IT産業の支援および企業のIT化支援について提携したことを発表した。伊予銀行は、その一環としてIPAの債務保証付無担保融資商品「いよぎんIT企業応援ローン」を開発し、2005年12月1日より取扱を開始する。
IPAと伊予銀行は、IT産業の支援および企業のIT化を支援することを目的に提携した。IPAはIT分野における技術評価のノウハウを提供し、伊予銀行は地域に密着して顧客選定、対応を行う。
資金調達面での具体的な支援策が、いよぎんIT企業応援ローン。伊予銀行は、IPAの部分保証(95%)を活用し、情報処理サービス業/ソフトウエア業および一般企業がプログラムの開発または情報処理技術者の教育・研修などに必要な資金を無担保かつ優遇金利で融資する。
IPAは、すでに東京都民銀行、八千代銀行、広島銀行、横浜信用金庫および大東銀行と提携している。四国に本店を置く金融機関と提携するのは今回が初めて。