日本SGI(和泉法夫社長)は11月30日、3次元動画など視覚的インパクトの強い効果的なコミュニケーションコンテンツを推進するため、コンテンツ総合管理ソリューションを「SiliconLIVE!(シリコンライブ)」として体系化し、コンサルティングおよびインテグレーションビジネスを加速させると発表した。
通信インフラの整備が進んできたことを背景に、「今後さらにコンテンツのクオリティが勝負となる」(和泉社長)とし、全業種向けに視覚的インパクトの強い効果的なコミュニケーションを実現するソリューションを展開していく。さらに、先進技術を持つ企業と出資を含めた提携を加速させる方針。
日本SGIは、今回、対話型リッチコンテンツ統合プレゼンテーション・ソリューション「VizImpress」の機能強化と市場拡大を目的に、カナダのコンテント・インターフェース・コーポレーション(トロント州、ハオ・レー社長)と資本提携に合意。年内をめどに両社およびデジタルニッチアーカイビング(千代田区、中野潔社長)の3社共同でコンテント・インターフェース・コーポレーションの日本法人を設立する予定。
すでにアドビシステムズやマクロメディアと業務提携、グラフィック関連システム開発のリミックスポイントと資本提携しており、今後もコンテンツ・ライフサイクル・マネジメント強化のために「シナジーを目的とした国内外での出資を含めた提携を推進していく」方針。