三井物産、三井情報開発、アクシスソフトの3社は12月6日、三井物産と三井情報開発が提供するXMLデータベース「NeoCoreXMS」にアクシスソフトのリッチクライアント「Biz/Browser」を採用することで、協業を開始すると発表した。
両製品を連携させることで、顧客情報や帳票データなどの業務系データを、柔軟にXMLデータベース化する仕組みを構築。スキーマレスのNeoCoreXMSは、モデリングなどの作業を不要にするため、データ項目さえ決まっていれば、タグを使って管理することが可能だ。
また、変更が発生した場合でも、Biz/Browserで画面を設計しながらデータベースを構築することができるため、データベース技術に詳しくない担当者でも技術をあまり意識することなく対応できる。
さらに、Biz/Browserからの入力データをNeoCoreXMSに蓄積することで、情報をナレッジデータベースとしての全社的に活用するなどの展開も可能だ。
今後3社は、製品の販売、および関連する技術・サポートで協業する予定。初年度3億円の売上を見込んでいる。