オープンソース・ジャパン、オープンシステムへの移行可能性を調べるサービス

ニューズフロント

2005-12-09 16:04

 オープンソース・ジャパンは12月9日、レガシーシステムからオープンソースシステムへの移行可能性を調査する自治体向けサービス「レガシー刷新可能性調査サービス」を発表した。

 このサービスは、オフコンやメインフレームで構築されたレガシーシステムを対象とし、オープンソースシステムに移行するための事前調査を実施する。移行方法としては、COBOLからPHPへの変換をともなうリライト(再構築)のほか、COBOLのままLinuxへ移行するリホスト、入出力部分のみにウェブ技術を利用するリフロントなどにも対応できる。調査は以下の手順で進める。

  • 既存システム調査:システム稼働環境、規模、画面などの一覧を取得
  • 機能の棚卸し:出力情報の部門別チェックによる必要情報と不必要情報の整理
  • オープンソース活用可能性調査:システム環境としての移行可能性と保守サポート実現性の検討
  • 新システムへの形式適性可能性:リホスト、リフロント、リライトなどの適性化を確認
  • 実証実験:移行実証実験を実施し、開発生産性の確認などコスト削減効果を測定
  • 新システムの提案:作業結果をもとにして、最適な移行方法を提案

     オープンソース・ジャパンでは、人口10万人規模までの自治体でレガシーシステム1システムを調査する場合、一式600万円で提供する。

  • ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

    ホワイトペーパー

    新着

    ランキング

    1. セキュリティ

      警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

    2. セキュリティ

      まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

    3. セキュリティ

      「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

    4. セキュリティ

      生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

    5. ビジネスアプリケーション

      Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

    ZDNET Japan クイックポール

    所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

    NEWSLETTERS

    エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

    ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
    ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

    このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
    Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
    [ 閉じる ]