エム・ファクトリーは12月12日、USBポートやCD/DVDドライブなどPCの各種データポートを管理することで情報漏えいを防ぐソフト「Safend Auditor」と「Safend Protector」の販売を開始した。
Safend Auditorは、クライアントPCで使用されているデバイスをネットワーク経由で調査するソフト。個々のクライアントPCについて、過去6カ月間に使われたポートとデバイスの種類を調べることができる。調査にあたってクライアントPCにプログラムをインストールする必要はなく、導入、調査がスムーズに行える。
Safend Protectorは、Safend Auditorの調査結果を参考にして、クライアントPCの各種ポートを制御するツールである。Active Directory環境では、コンソールから一斉に各クライアントPCにデバイス制御ポリシーを適用できる。組織(OU)単位、マシン単位、ユーザー単位などのポリシー設定も可能。デバイスのタイプや機種ごとに接続を許可、不許可、読み込み専用にするといった設定が可能で、クライアントPCのデバイス使用履歴も集められる。
制御可能なポートは以下のとおり。
- 有線インターフェース:USB、FireWire、PCMCIA、パラレル、シリアル
- 無線インターフェース:Wi-Fi、Bluetooth、IrDA
- リムーバルストレージ:CD/DVD、フラッシュドライブ、Zipドライブ、フロッピードライブ、テープドライブ
税別価格は、Safend Auditorが14万4000円から、Safend Protectorが1クライアント当たり4980円。エム・ファクトリーでは、初年度8万ライセンスの販売を目指す。