ノーテルネットワークスは12月15日、通信事業者向け光伝送装置の新製品「Nortel Optical Multiservice Edge 6500」(OME6500)を発表した。
この新製品は、ブロードバンドプラットフォーム機能、オプティカルパケットプラットフォーム機能、マルチサービスプラットフォーム機能の3つの主要機能を持つ。メトロ(都市内)向けに多く利用されてきたSONET/SDH方式と、ロングホール(都市間の長距離)向けのDWDM機能を統合し、ネットワークをよりシンプルにすることで運用コストの削減を可能にする。
光ネットワークにおける広帯域化とマルチサービス統合、カバーエリアの拡大などに適しており、広範囲な光ネットワークを統合し、さらに多様なインタフェースに対応することで、イーサネットやストレージ、デジタル映像などさまざまなサービスを収容できる。
ノーテルは、同製品の発表で同社のオプティカル製品ポートフォリオを拡充する。出荷は2006年1月に開始される予定。販売は代理店経由。価格は最小構成で1台1200万円より。