米iAnywhere Solutionsは12月13日、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)が策定した高速赤外線通信のプロトコルおよびプロファイル仕様「IrSimple」をサポートする計画を発表した。
IrSimpleは、デジタルカメラ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、テレビなどに搭載され、複数のデバイスを接続して無線でデータ転送を行うための標準仕様。
iAnywhereでは、同社の「IrDA SDK」「Multi-Transport OBEX SDK」などの赤外線ソフトウェア開発キットの全ラインを、2006年第1四半期中にこの仕様に対応させる計画だ。また、iAnywhere製品を使ってすでに設計を進めている新製品をIrSimpleに準拠させることのできる「IrSimple SDK」を同時期に公開することも計画している。