ホスティングサービス事業者のサヴィス・コミュニケーションズ(サヴィス)は12月22日、IBMのIAサーバを採用し、インフォマート向けのシステムを刷新したことを明らかにした。インフォマートは、国内最大の食材ネット市場を運営する企業。同社のマーケットプレイス「FOODS Info Mart」では、1万社を超える企業が取引を行っている。
サヴィスでは、インフォマートのASPサービス向けに8WayのIAサーバを提供してきた。インフォマートが急成長したことから、ITシステムの拡張が必要となり、複数のIAサーバを比較検討した結果、IBMの「IBM eServer xSeries460データセンターモデル」を採用。マイグレーションが容易なことと、将来的に32Wayまで拡張でき、32ビットにも64ビットにも対応できる柔軟性と拡張性が評価された。
現時点で、新システムは16Way構成。日本IBMによれば、今回の32ビット16Wayシステムは、世界で初めての導入事例となる。