米保健福祉省、SASのBIソフトウェアを全組織で活用

CNET Japan Staff

2005-12-23 01:53

 SAS Instituteは12月14日、米保健福祉省(HHS)がSASとの契約を更新し、今後3年間、SASのビジネス・インテリジェンス(BI)および分析ソフトウェア、サービス、トレーニングを引き続き活用することを発表した。

 HHSは、今回の契約更新で「SAS BI Server」「SAS Strategic Performance Management」を含む、SASのさまざまなBI、アナリティックスソリューションを利用できるようになる。また、ガンの研究や患者ケアのためのcaBig(cancer Biomedical Informatics Grid)、生物テロ、新たな感染症を調査するBioSenseを始め、さまざまなプログラムでSASソリューションを引き続き活用する。

 SASは、新薬申請の審査、HIV/AIDSの研究や報告書作成、新しい処方薬保険(Part D)プログラムでの詐欺/乱用対策を含む医療制度改革に関する法律(Medicare Modernization Act)のサポート機能も提供する。

 なお、同省では、長官室をはじめ、国立衛生研究所(National Institutes of Health)、疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)、食品医薬品局(Food and Drug Administration)、メディケア・メディケイド・サービスセンター(Centers for Medicare & Medicaid Services)、先住アメリカ人に保険サービスを提供しているIndian Health Service、保険リソースサービス庁(Health Resources and Services Administration)、医療研究/品質局(Agency for Healthcare Research and Quality)、薬物乱用と精神衛生事業を管理するSubstance Abuse and Mental Health Services Administration、児童/家庭援護庁(Administration for Children and Families)など、ほぼすべての部署でSASソリューションを使用している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]