韓国最大規模の通信事業者であるKT(旧韓国通信)は12月22日、エリクソンのテレフォニーソフトスイッチソリューションの商用網導入に成功したことを発表。これによりKTは、ネットワークのオールIP化に向けた第一歩を踏み出している。
KTは、エリクソンのテレフォニーソフトスイッチを導入することで、VoIP(Voice over IP)商用サービスを開始。同ソリューションでは、KTの既存技術、TDM技術、IP技術を単一プラットフォーム上に統合し、国際トラフィックの音声およびデータをほかのIP事業者と送受信することができる。
同製品を導入することでKTは、運用費を大幅に削減し、競争力を強化することが可能になる。エリクソンでは、これまでに固定網および移動網を合わせて55件以上の商用ソフトスイッチソリューションを提供した実績を持っている。