日本ユニシスは1月4日、大光銀行と京都中央信用金庫の新基幹系システム開発を完了し、2006年1月の各機関初営業日から本番稼働を開始したことを明らかにした。
大光銀行は、日本ユニシスの第二地方銀行アウトソーシングセンターに加盟し、銀行業務全般にわたるシステムのアウトソーシングを日本ユニシスに委託した。このアウトソーシングセンターの基幹システムは、日本ユニシスが開発した勘定系パッケージ「TRITON(トライトン)」がベースになっている。
一方の京都中央信用金庫は、これまでのオーダーメイドシステムを刷新し、日本ユニシスの地域金融機関向け勘定系システム「SBI21」を導入した。SBI21は、分析・設計工程にオブジェクト指向技術を採用した勘定系パッケージ。信用金庫側で「単独自営形態」「アウトソーシング形態」を選択でき、京都中央信用金庫は「単独自営」を選択した。