富士通は1月16日、PCワークステーション「CELSIUS」のラインアップに、インテルPentium D プロセッサ950の搭載が可能な新モデルを追加し、販売を開始した。出荷は1月31日からの予定。
追加されたのはCELSIUS N440の新モデル。デュアルコアCPUであるインテルPentium D プロセッサ950(3.40GHz)を搭載することで、従来モデルに対して最大で約1.2倍の高速化を実現している。また、TCG準拠のセキュリティチップを標準搭載するほか、データの不正持ち出しを制限する「Portshutter」やハードディスクデータ消去ツールを添付することでセキュリティを強化した。
CELSIUS N440はカスタムメイドに対応しており、グラフィックスではNVIDIA Quadro FX 3450やATI FireGL V5000を選択できる。OSはWindws XP Professional SP2のほかMicrosoft Windows XP Professional x64 Editionを提供する。また、最大8Gバイトまでのメモリを搭載可能としているほか、オプションとして複数のIDやスワードを格納できるスマートカードも提供する。
価格はカスタムメイドの仕様で変更されるが、CPUを基準とするベースモデルは、Pentium D 950(3.40GHz)を選択した場合が29万4000円、Pentium4 670(3.80GHz)の場合が32万6000円、Pentium4 650(3.40GHz)の場合が24万4000円、Pentium4 630(3GHz)の場合が20万9000円となっている。出荷時期はいずれも1月31日からを予定している。