日立ソフトウェアエンジニアリングは1月17日、米IBM製パフォーマンス管理製品との連携を強化したウェブアプリケーション負荷テストツール「Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition(EE)」を2月15日に販売開始すると発表した。
Assam WebBench用の連携オプションを利用すると、IBMのコンポジットアプリケーション管理製品「Tivoli Composite Application Manager for WebSphere(ITCAM for WAS)」およびリソース監視製品「Tivoli Monitoring(ITM)」との連携が可能になる。
これにより、Assam WebBenchで得た負荷テストの測定結果とITCAM for WASで取得したアプリケーションのパフォーマンスデータをAssam WebBenchに取り込み、クライアントサイドとサーバサイドのパフォーマンスデータをAssam WebBenchで一元的に分析できるため、日立ソフトは「ボトルネックの簡易な分析、早期発見に大変役立つ」としている。ITMとの連携では、負荷テストの測定結果をITMで管理したり、ITMのリソース監視結果とあわせて詳細に分析できるため、ウェブアプリケーションのパフォーマンス問題によるビジネス機会損失防止を強力にサポートできるという。
日立ソフトは、Assam WebBenchの年間100ライセンスの販売を目指す。