組み込み系開発ツールのキャッツは1月20日、電子設計自動化(EDA)ツール「XModelink SystemC Debugger」をオープンソースのソフト開発環境Eclipseに対応させ、4月に出荷開始すると発表した。Eclipse対応版の税込み価格は、1ライセンス当たり102万9000円の予定。
XModelink SystemC Debuggerの対応プラットフォームは、これまでWindowsに限られていた。今回Eclipseに対応したことで、Linuxなどでも利用できるようになった。さらに、構造図エントリー/コード自動生成ツール「XModelink SoC Modeler」と同一プラットフォーム上で強く連携することから、「より効率化された開発が可能になる」(同社)としている。
同社では、初年度100ライセンスの販売を見込んでいる。また、1月26日から27日にパシフィコ横浜で開催されるEDSFair2006に、Eclipse対応版のベータ版を出展する。