マニュジスティックスは1月16日、イギリスのスーパーマーケットチェーンのサマーフィールドグループが同社の価格最適化ソリューションを導入中であることを発表した。サマーフィールドグループは、英国内1224店舗でサマーフィールドおよびKwik Saveの2つのブランドの食品スーパーを展開している。
スーパーマーケットは特売主導のビジネスが主体となる。同グループは、「販促品の欠品率が非販促品の欠品率より最大で75%も高くなる」という研究結果を知り、これがサプライチェーンに大きな影響を与えているということを認識。そこで2004年5月よりマニュジスティックスと共に、販促政策の予測精度を高める検証を開始し、現在プロジェクトの第一段階となる導入作業を行っている。
同グループは、在庫や欠品率を削減し、販促効果を高めることをこのプロジェクトに期待している。また、販促の予測にかかる時間を短縮し、セールスと顧客反応との相関を店舗/商品ごとに解析し、将来の販促の収益性を可視化することも可能にしたい考えだ。