日本アルカテル、IPv6をハードウェアで処理する企業向けスイッチの最上位シリーズを発売

柴田克己(編集部) 2006年01月25日 20時46分

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 日本アルカテルは、1月25日、IPv6対応の10ギガビット・イーサネットスイッチ「OmniSwitch 9000シリーズ」を発表した。

 シャーシ型のマルチレイヤ・スイッチであるOmniSwitch 9000シリーズは、ブロードコムのイーサネットスイッチチップである「StrataXGS III」を搭載。IPv6をハードウェア的に処理し、第1パケットからのワイアレートスイッチングを可能にすることで570Mpps(Packet Per Second)以上の高スループットを実現する。また、IPマルチキャスト機能の実装により、映像、音声、データを同時に扱うVoIP、ビデオコラボレーションといったリアルタイム・トリプルプレイ・アプリケーションをサポートする。

 同社では、特にユーザーニーズの高いこれらの機能を、一般企業が購入可能な価格で提供することを目標として、特に日本市場を意識した製品開発を行ったという。

 また、アルカテル独自のOSである「AOS」と個々のモジュールに搭載されたCPUで並列的に処理を行うことで、高い可用性を実現したほか、ユーザー認証VLAN、ネットワークに障害をもたらす可能性のあるユーザーを特定した上で隔離し、ネットワークを自動的に自己回復する「OmniVista検疫マネージャ」といったセキュリティ機能も備える。

 同社では、IPv6やマルチキャストへの需要が高い、官公庁や大学、病院などをはじめ、一般企業に対しても拡販を行い、シリーズ全体で初年度10億円の売り上げを目指す。

 価格は、11RUの筐体に10スロット(うち2つはシャーシ管理モジュール専用)を備え、最大48ポートの10ギガビット・イーサネットを収容できる「OmniSwitch 9700」が500万円から。17RUの筐体に18スロット(うち2つはシャーシ管理モジュール専用)を備え、最大96ポートの10ギガビット・イーサネットを収容できる「OmniSwitch 9800」が800万円から。

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