Sun Microsystemsは1月25日、American ExpressがグローバルIT基盤を支える新しい基幹統合ソフトウェア環境のプロバイダーとしてSunを選んだことを発表した。
この契約に基づきAmerican Expressは、Sunの「Sun Java Enterprise System(Java ES)」のライセンスサブスクリプションとサービス、サポートを購入するとともに、統合ソフトウェア環境のプラットフォームとして「Solaris」オペレーティングシステムを採用する予定。その結果、Java ESのサブスクリプション数は100万件を超えるという。
American Expressでは、Java ESをポータルアプリケーションやID管理サービスの強化など、各種プロジェクトに活用する予定。アプリケーションやサービスの安全で迅速な開発/運用など、各種の企業活動に使用されている。
同社は、Java ESを採用することで、ライセンスコストをひとつにまとめることができ、インテグレーション費用も低減するほか、分散アプリケーション、アイデンティティ管理サービス、Webサービスなどの機能と柔軟に連携することができるとしている。