Freescale SemiconductorとIBMは2月6日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の「ISSCC(国際固体素子回路会議)」において、今後Power Architectureテクノロジーの進展にフォーカスした協力関係を構築すると発表した。
またFreescale Semiconductorは、Power Architectureテクノロジー関連のイノベーションを推進する企業で構成されるPower.orgに参加することも発表。同社は、マイクロプロセッサテクノロジー関連企業とのコラボレーションの場としてオープンコミュニティに加入したことになる。
IBMとFreescale Semiconductorの協力する分野は、「共通の命令セットアーキテクチャの開発」「Power Architectureプロセッサを幅広く対応させるためのイノベーションの開発」「両社のPowerプロセッサロードマップの相互理解」「Power Architecture上でのLinuxの活用」「マーケティングプログラムによるPower Architectureエコシステムの拡大」など。
民生、産業、自動車、エンタープライズシステム、通信、スーパーコンピュータなどの市場セグメントにおいて、次世代製品にPower Architectureテクノロジーを浸透させることが目的となる。