ソフトクリエイト(林勝社長)とネクストウェア(豊田崇克社長)は2月7日、愛知県をはじめとする中部地区でのEC構築ソリューション販売で業務・資本提携に合意したと発表した。
今回の提携で、ネクストウェアは愛知、岐阜、静岡、三重県の地域で、ソフトクリエイトのEC(電子商取引)サイト構築システム「ecbeing」の販売先を開拓する。また、関西地区や首都圏でも販売活動を展開する。提携関係強化のため、2社は相互の株式の一部を保有する形式で資本提携も行う予定。
ネクストウェアは、データベースに特化したネットワークシステムのコンサルティングや構築、運営保守などの業務を行っている。本社は大阪府大阪市。名古屋市に本部を持ち、2005年3月期の売上高は50億5005万円。大証ヘラクレスに上場している。
ソフトクリエイトは首都圏を中心に大手・中堅企業などの200サイト以上に「ecbeing」を導入しており、提携をテコに地方企業の獲得を目指す。これまでも関西地区でのソリューション販売で、中堅・中小企業向けの業務ソフトなどを手がけるウッドランド(安延申社長)のグループ会社と業務提携し、第三者割当増資に応じるなど、販売戦略を加速させている。