競争に打ち勝つための最新武器--オープンソース - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:尾本香里(編集部)

2006-02-14 12:02

 それでもなお、オープンソースは大きな盛り上がりを見せている。プロプライエタリ事業に専念していたBEA Systemsは、2月14日に新たなオープンソースに関する取り組みを発表する予定だ。プロプライエタリ企業の大御所であるMicrosoftも、オープンソースプログラミングの手法を取り入れようとしている。Microsoftのプラットフォームテクノロジー戦略担当ディレクターBill Hilfは、Sun Microsystemsの社長で、同社の主なソフトウェアのオープンソース化を監督しているJonathan Schwartzと同様に、カンファレンスで基調講演を行うことになっている。

 Integrated Computer SolutionsのCEOであるPeter Winstonは、顧客層を拡大するために、Project.netソフトウェアのオープンソース化を決定したと述べている。ソフトウェアを無料でダウンロードできるようにすればライセンス収入は減少するが、その分はサポート契約で取り返せるだろうとWinstonは言う。

 Winstonはまた、「平均価格を下げることで、一般消費者や、小規模企業および米国外企業をより多く取り込んでいくつもりだ。顧客層を拡大し、それを基礎としてビジネスをさらに大きくしたいと考えている」と話した。同社では、ソフトウェアにMozilla Public Licenseの一種を適用して、3月か4月にはソースコードをリリースする予定だという。

 カンファレンスには、ほかにも次のような企業が参加する。

  • Open-Xchange:「Microsoft Exchange」と競合するサーバソフトウェアを提供している企業で、14日に同製品の新版となるバージョン5を発表する。新版は、休暇取得予定を確認したり、電子メールのフィルタリングルールを設定したりする「Microsoft Outlook」の諸機能と高い連携性を備えており、Secure Sockets Layerによるメールの暗号化もサポートしている。
  • SpikeSourceおよびSugarCRM:両社は15日に、SugarCRMの顧客がSpikeSourceのサポートおよび認証サービスを利用できるようにする提携を結ぶことを発表する。この提携では、「Sugar Professional」アプリケーションを購入した顧客が、「LAMP」スタックに関する1年間のサポートと自動更新サービスをSpikeSourceから受けられるようになるという。SugarCRMのアプリケーションは、Linux、Apacheウェブサーバ、MySQLデータベース、PHPスクリプティング言語を組み合わせたLAMPを用いて開発されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]