三菱電機は、データ分析レポーティングソフトの新製品「XEpro」の販売を2月28日に開始する。既存の「高速データ分析レポーティングシステムXE」をベースに、データ収集処理を自動化し、操作性と安全性を向上させた。
XEproは、企業内に蓄積された業務データを統合的に分析するソフト。新たに「タイムスケジュール機能」を搭載し、日次、週次、月次などあらかじめ指定したタイミングで自動的にデータロードを実行できるようにした。これにより、夜間に無人データ収集やデータ統合処理を自動処理することで、管理運用コストの削減と省力化を実現する。
「ウェブアプリケーション組込み機能」で、複数の検索や分析結果を単一ウェブページにまとめて表示可能とし、操作性を向上させた。また、データアクセスをグループ単位で管理する機能の付加や、指紋認証ログイン機能、ログ採取機能、検索・集計条件情報の暗号化など、セキュリティ機能の強化で安全性の向上も図った。
税込み価格は、初期導入費用が189万円、年間使用料が107万1000円から。三菱電機では、初年度100セットの販売を目指す。