東芝ソリューション、イー・ビー・ソリューションズおよび日本オラクルの3社は2月27日、製造業向けSOA実装の分野で協業することを発表した。
この協業で3社は、顧客のプロセス統合からデータ統合までの業務支援システムを実装するバーチャルチームを結成する。すでに3社が設立している技術検証センターを拠点に、「Oracle Fusion Middleware&SOAコンピテンシーセンター」として技術検証やニーズに応じたテンプレートを共同開発し、共同でソリューションの提供を行う計画だ。
ソリューションの基盤には、オラクルのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を採用。中核のコンポーネントとして、異機種システムにある全製品情報を一元管理する「Oracle Data Hubs」、情報活用のための「Oracle Business Intelligence」、SOAの実現を可能にするXMLベースのビジネスフローエンジン「Oracle BPEL Process Manager」を利用する。
今後3社は、東芝ソリューションのシステムインテグレーション、イー・ビー・ソリューションズのパッケージ適用コンサルティング、日本オラクルのプロダクトを組み合わせ、製造業に向けた営業活動やマーケティング活動を共同で実施する方向だ。