XML専業のインフォテリアは3月1日、日本電子専門学校など5校に「XMLアカデミー・プログラム」を4月から提供することを発表した。同校のほかに、東北電子専門学校、名古屋工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校、松山コンピュータ専門学校が4月からXML教育を始める。
XMLアカデミー・プログラムは、企業向けに提供しているXML技術教育プログラムを学生向けに改良を加えたもの。インフォテリアでは、XMLアカデミー・プログラム開催校の学生に対して、「XMLマスター」取得も支援する予定としている。XMLマスターは、XMLに関する知識や、XMLデータ処理をするアプリケーション開発、システム構築を行えると認定する資格だ。
インフォテリアによれば、この数年のうちに普及したXMLは、ウェブアプリケーション開発に特に欠かせない技術になっており、XMLマスターを採用条件にする企業も存在し、専門学校のカリキュラムにもXMLの技術教育が求められていることに対応したとしている。
インフォテリアでは、XMLアカデミー・プログラム開催校を増やして、2007年4月からは10校にしたいとしている。当面は、専門学校が中心となるが、大学などの教育機関からの要請があれば対応する方針だ。