日本オラクルは3月1日、表計算ソフト「Microsoft Excel」と連携して情報活用を実現するデータベースツールの最新バージョン「KeySQL Release 6.0」の提供を、2006年3月末より開始することを発表した。
KeySQLは、発売から12年で累計100万本以上を出荷した実績を持つツール。SQL文を意識することなくOracle Database上のデータを容易に検索し、Excelのワークシートに取り込み、加工および更新することができる。
最新バージョンでは、ユーザーの作成や削除、変更などの管理に加え、グループを作成し、参照可能なビューやマクロを設定することができる管理者向けの統合管理ツール「KeySQL Administrator」が搭載されたほか、共有設定されたKeySQLマクロを利用するための機能、KeySQLおよびExcelにより容易にピボット分析が可能な機能などが搭載されている。
価格は、KeySQL Release 6.0(検索・更新版)の1 Named User Plusが税込み5万5650円、KeySQL Release 6.0(検索版)の1 Named User Plusが税込み3万4650円。動作環境は、Oracle 9i Database Release 2(9.2.0)、Oracle Database 10g Release 1(10.1.0)、Oracle Database 10g Release 2(10.2.0)となる。
なお、KeySQL Release 6.0は、3月1日〜3月3日の期間に開催される「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」のデモグラウンドに展示される。