ディアイティ(dit)は、米WildPackets社が開発した、無線LANの監視に最適な通信解析専用機器「Omniワイヤレスセンサ」を3月15日に発売する。税別価格は21万1000円。
無線LANによるトラフィックのトラブル発生状況やその原因だけでなく、管理者に許可なく設置されたアクセスポイントや不正アクセスを感知。リアルタイムに管理者に自動通知し、無線LANのセキュリティ脅威を防御する。
また、国内外から評価の高いWildPackets社の分散ネットワーク解析システム「Omni3 (オムニキューブ)」の一部として動作し、信号強度の物理的情報をはじめ、音声データのVoIPなどのアプリケーションレベルまで幅広い情報の収集する。情報は解析後、リアルタイムに送信されるので、管理者は遠隔地から無線LAN利用状況を把握でき、不正利用の検知や不具合の早期発見、対処が可能。
管理者は、「OmniPeekシリーズ」(パケット解析ツール)により解析。情報収集に必要なフィルタ機能やエキスパート解析機能が予め設定されているので、導入が簡単。また、収集・解析した情報は圧縮して送信されるので管理者側のネットワークに過剰な負荷をかけないのも特徴。