ミラクル・リナックス、RHEL用ソフトのMIRACLE LINUX互換性を確認するツール

ニューズフロント

2006-03-28 14:54

 ミラクル・リナックスは3月28日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)向けソフトの「MIRACLE LINUX - Asianux Inside」に対する互換性を確認するツールを無償提供すると発表した。同社は「このツールを活用し、2006年8月までにてMIRACLE LINUX対応ソフト製品を200製品に拡大することを目指す」としている。

 この互換性確認ツールは、検証対象のソフトが稼働しているRHEL上で使用する。ツールを実行すると、必要なライブラリとツールが自動的に抽出されるので、MIRACLE LINUXで問題なく作動可能かどうかを判別できる。また、作動不可能な場合でも、手作業による検証が必要な範囲を絞り込めるため、MIRACLE LINUXを使う検証コストの大幅削減につながる。検証可能な環境は、以下の2種類。

  • RHEL 3からMIRACLE LINUX V3.0-Asianux Insideへの移行
  • RHEL 4からMIRACLE LINUX V4.0-Asianux Insideへの移行

 互換性確認ツールは、MIRACLE LINUX対応アプリケーションの普及を目的としたプログラム「With MIRACLE 2005」に参加すると、ウェブサイトからダウンロードできる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

  5. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]