クリアスウィフト、デル「PowerEdge」ベースの電子メールセキュリティ装置

ニューズフロント

2006-03-29 15:27

 デルとクリアスウィフトは3月29日、電子メールセキュリティ分野で協業すると発表した。これにより、クリアスウィフトがデルのラックマウントサーバ「PowerEdge 1850」「PowerEdge2850」ベースの電子メールセキュリティ装置「MIMEsweeper SMTP Appliance(日本語版ver2.3)」を開発し、販売を開始した。税込み価格は、メールボックス数250個の「CS250モデル」が150万円となる。

 MIMEsweeper SMTP Applianceは、ゲートウェイを通過するすべての電子メールを、ポリシーに沿ってリアルタイムに分析するセキュリティ装置。クリアスウィフトが独自開発したスパム対策エンジン「SpamLogic」を搭載し、複数の検査手段を適用してスパム検出率99%を実現する。ウイルス、スパイウェア、フィッシングの対抗策としては、ロシアKasperskey Labの対策技術を採用した。

 外部からの不正侵入を防ぐだけでなく、フィルタリング機能で内部から外部へ送信される電子メールを検査して情報漏えいも防ぐ。日本語版には、保留したスパムメールを受信者自身が管理する機能「PMM(パーソナルメッセージマネージャ)」を追加している。

 クリアスウィフトは、デルの独立系ソフトベンダー(ISV)支援プログラム「デルISVアリーナ」に参加し、ウェブベースの拡販プログラム、共同セミナー、展示会などで協業し、製品をプロモーションする。一方、デルは、Microsoft Exchange Server 2003やLotus Notes/Dominoなどにおける重要となるスパム対策ソリューションの1つとして、積極的に提案していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]