日本SGIは4月3日、2006年4月1日よりスタートした新会計年度(Fiscal Year 2007:FY07)に向け、グローバルなアライアンスを含む新事業戦略を発表した。また同時に、同戦略を推進する中核組織「SiliconLIVE!システム事業本部」および「グローバルアライアンス事業推進本部」を新設している。
日本SGIは2005秋に、コンテンツ・ライフサイクル・マネジメント(コンテンツ総合管理)ソリューションの新体系「SiliconLIVE!」を発表。デジタルコンテンツの制作から編集、コンテンツ管理、著作権保護、セキュリティ、コンテンツ配信、アーカイブまでをカバーすることを目的に、各分野のトップベンダーとアライアンスを締結するなど、事業の推進に取り組んできた。
同社はFY06に、事業戦略として「進化するブロードバンド・ユビキタス」を掲げ、その基盤の上で「コンテンツが主役の時代」が到来することを提唱。FY07は、「コンテンツが主役の時代」の実現に向けた取り組みを具体的に前進させると同時に、エンタープライズ分野も視野に入れた新たな事業展開を積極的に推進する。
新設されたSiliconLIVE!システム事業本部およびグローバルアライアンス事業推進本部では、「コンテンツが主役の時代」の実現に向け、日本国内はもとより世界市場を視野に、グローバルな事業を積極的に推進。ブロードバンド/ユビキタス時代への取り組みの推進におけるリーダー企業としての立場を確立すると共に、既存事業の強化と事業拡大、成長路線を目指すとしている。