テンアートニ、大塚商会、日本IBMの3社は4月5日、ウェブアプリケーションなどを対象とする品質テストセンター「Rational Testingセンター」を開設すると発表した。日本IBMのテストツール「Rational」を使用し、デモンストレーションやコンサルティングを行う。
Rational Testingセンターは、大塚商会内に設ける。ソフト試験の自動化による生産性向上を体感するためのデモンストレーションや、セミナー開催、Rational向けの環境検証およびコンサルティングなどを実施する。3社は「ウェブアプリケーションなどのソフトテストの生産性を、30%向上させる」としている。
センターを運営するにあたり、各社の役割は以下のとおり。
- 大塚商会:センター運営、Rationalツールと導入支援サービスのパッケージ化。2006年に2億円の販売を計画
- テンアートニ:Javaやオープンソース技術のノウハウをもとに、Rationalツールを活用したソフトテストのコンサルティングと導入支援サービスを開発、提供
- 日本IBM:Rationalテストツールをセンターに提供