3月はWinny関連の相談増加--IPAがウイルス、不正アクセス届出状況発表

目黒譲二 2006年04月05日 18時31分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IPAは4月5日、2006年3月のコンピュータウイルスと不正アクセスの届出状況を発表した。

 発表によれば、3月のウイルスの検出数は約256万個と、2月の約256万個と同水準での推移となった。また、3月の届出件数は4270件となり、2月の4324件から1.2%の減少となった。検出数の1位は、W32/Netskyで約203万個、2位はW32/Mytobで約29万個、3位はW32/Bagleで約9万個だった。

 3月の不正アクセス届出件数は38件で、そのうち被害のあった件数は10件だった。被害届出の内訳は、侵入6件、その他の被害4件となっている。侵入届出のうち、ウェブサーバに侵入されてフィッシングに悪用するためのウェブコンテンツを設置された届出が1件、SSHで使用するポートへの攻撃を受けた結果侵入されたという届出が1件あった。不正アクセスに関連した相談件数は24件(うち7件は届出件数としてもカウント)であり、そのうち何らかの被害のあった件数は12件だった。

 IPAでは、最近のファイル交換ソフト(Winny)ネットワークを介して感染するウイルス(W32/Antinny)等による情報漏えい問題に対応して、予防対処方法情報を提供するために、3月20日にWinny緊急相談窓口(Winny119番)を新たに開設した。この影響もあってか、3月の相談総件数は1056件と激増した。そのうち、Winnyに関連する相談は196件で、2月の3件から大きく増えている。2月には168件あった「ワンクリック不正請求」に関する相談は131件だった。

 また、インターネット定点観測(TALOT2)によると、3月の期待しない(一方的な)アクセスの総数は、10観測点で39万2728件あった。1観測点で1日あたり301の発信元から1267件のアクセスがあったことになる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化