シトリックス・システムズ・ジャパンは4月5日、アライアンスパートナープログラムを一新することを発表した。パートナー戦略の強化が狙い。
今回のアライアンスパートナープログラム改定は、グローバルのパートナー戦略に基づいた改編の一環として行われる。アクセスプラットフォームベンダーとして、そのほかの主要なプラットフォームベンダーが提供しているプラットフォームと連携することによる新たな市場機会の創出や、パートナーソリューションとの共同ソリューション開発などを促進したい考えだ。
新アライアンスプログラムは、「ストラテジックパートナー」「ソリューションパートナー」「テクノロジパートナー」の3つの枠組みで運用される。パートナーとしては、アプリケーション、アクセス機器、サーバ、ストレージ、セキュリティ、システム管理、ネットワーク、ワイヤレス、プリンタ、システムベンダー、コンサルティングなどに強い企業を想定している。
ストラテジックパートナーは、シトリックスのアクセスプラットフォームと連携するITプラットフォームを持つパートナー。現在はマイクロソフト、IBM、HP、オラクル、SAPの5社と協業しており、この関係は今後も継続される。
ソリューションパートナーは、シトリックスのプラットフォーム上で連携ソリューションを提供するパートナー。市場や販売代理店に対するプロモーション、ビジネス開発を共同で推進し、アクセスソリューションビジネスの拡大と活性化が狙い。現在、国内のソリューションパートナーは、ウィルコム、ワイズ、ベリサインなど13社が参画している。
テクノロジパートナーは、シトリックスのプラットフォームと互換性のある製品ソリューションを持つパートナー。現在39社が対象となる。