富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)と富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)は4月17日、RSS未対応のウェブサイトでRSSを自動生成するソフト「Shunreader RSS Enterpriseシステム」と、メール、データベース、ウェブサイトの既存コンテンツからRSSを自動生成するソフト「Shunreader RSS配信管理システム」を発表した。
両ソフトは、ニフティのインターネットサービス「@nifty」と富士通社内で使用したRSSシステムをもとに、富士通SSLとFSTが製品化した。Shunreader RSS Enterpriseシステムは、富士通研究所の技術「タイムパターン抽出とHTML構造解析」を採用し、RSSに対応していないウェブサイトでもRSSフィードを自動生成できる。
一方、Shunreader RSS配信管理システムは、メール、データベース、ウェブサイトの既存コンテンツからRSSフィードを自動生成するソフト。RSSのマージや編集などの加工、エラーチェック、配信スケジューリング、承認プロセス設定などの機能も備える。
税別価格は、Shunreader RSS Enterpriseシステムが200万円(出荷開始は4月20日)、Shunreader RSS配信管理システムが100万円(6月末日)。富士通SSLとFSTは、両ソフトで構成する「Shunreader RSSファミリー」の販売拡大に共同で取り組む。今後2年間で、200本の販売を見込む。