日本IBMとアイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス(IBCS)は4月20日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)のコンサルティングから、設計、システム構築および運用までのサービスをメニュー化した「SOAサービスオファリング」を発表した。
SOAサービスオファリングは、すでに提供している構想策定および基本設計を対象としたサービスに加え、実装(システム構築)、運用という「(SOA導入に関する)4つの局面すべてに対応したサービスを提供する」(両社)。サービスは局面ごとにメニュー化しており、顧客のSOAプロジェクトの状況に応じ、必要な支援サービスだけを選択できる。各サービスメニューの概要は以下のとおり。
- SOA対応ビジネス支援サービス:SOA効果アセスメント、基本構想策定支援、SOAガバナンス策定支援などを通じ、コンサルティングする
- SOA対応設計サービス:サービス基本設計、インフラ基本設計、ロードマップ策定などにより、ビジネスおよびITシステム基盤の設計を支援する
- SOA対応実装サービス:各サービスのコンポーネントを開発する
- SOA対応運用サービス:サービス監視、サービスセキュリティ、サービスパフォーマンス管理など、システムのサービスレベルを監視する
両社では、「全局面のサービスを継ぎ目なく提供できるため、迅速かつ一貫した方針でのSOA導入が可能になる」としている。