ハイペリオン、BIソリューションの最新版「Hyperion Performance Suite 8.5」を発表

CNET Japan Staff

2006-04-21 11:59

 ハイペリオンは4月20日、同社のビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューションの新バージョン「Hyperion Performance Suite 8.5」を発表した。出荷は同日より開始され、同社の販売代理店を通じて販売される。

 Hyperion Performance Suiteは、BI製品「Hyperion Intelligence」と、大量データを高速処理して定型帳票を作成する「Hyperion SQR」の2製品から構成されたソフトウェアスイート。日々の売上データから帳票データ、財務、経営指標などを抽出し、定型もしくは非定型の双方の観点から分析し、ダッシュボード化することでデータを可視化し、経営状態の異常を早期に発見できるようにする。

 また、営業担当者から管理者クラス、経営者に至るまでさまざまなユーザーの計画策定、戦略立案などの迅速な意思決定を支援。幅広いデータベース、業務ソフトと連動し、マウス操作でさまざまな分析を行える。

 今回の新バージョン8.5では、Unicodeをサポートし、10カ国語の言語に対応した。WindowsとUNIX、Linuxなどのマルチプラットフォーム環境にも対応する。さらに、エクスポート機能の拡張や例外ダッシュボードの強化、ADR機能の追加、大規模レポーティング機能の強化などが行われた。

 サポート対象プラットフォームは、Windows 2000 Server/2003 Server、Solaris 8/9、HP-UX 11i(バージョン11.11以降)、AIX 5.2/5.3、Red Hat Enterprise Linux AS 3.0/ES 3.0(バージョン3.0以降)。最小構成価格は400万円より。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  3. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  4. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

  5. セキュリティ

    従来型のSIEMを使い続ける弊害とSOC運用を高度化するサイバーセキュリティ対策の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]