IBMとDassault Systemesは3月30日、自動車メーカーのPSA Peugeot Citroenとの契約を発表した。
これまでPSA Peugeot Citroenは、CATIA V4とVPMをベースとしたPLMソリューションを順調に導入し、2004年12月にはCATIA V5を配備する契約を締結、2005年度には次世代デジタルモックアップツールを活用した共同作業プランを作成し、PLMへの取り組みを進めてきた。
PSA Peugeot Citroenの現在の課題は、新型モデル開発をできるだけ短期間で行うこと。同社のポートフォリオの3分の1が更新されるPeugeot車とCitroen車のモデルリニューアルをスピードアップするため、IBMとDassault SystemesのPLMソリューションを採用した。
PSA Peugeot Citroenは、PLMの導入をさらに広げており、Dassault Systemesが開発した最新のV5ソリューションポートフォリオ(CATIA、DELMIA、ENOVIA)、およびIBMのミドルウェア(DB2データベース)とハードウェア(IBM eServer)を含むグローバルなIBM PLMソリューションを総合的に導入している。