EMCジャパン、ディスクライブラリ「CDL」の機能拡張と新エントリモデルを発表

ニューズフロント

2006-04-27 15:35

 EMCジャパンは4月27日、ディスクベースのバックアップ/リカバリ製品ファミリ「EMC CLARiX Disk Library(CDL)」の機能拡張と、新エントリモデル「CLARiX DL210」を発表した。機能拡張版CDLは、2006年6月以降に利用可能とする。CLARiX DL210は同日より販売する。

 機能拡張版のCDLは、バックアップ/リカバリソフト「EMC NetWorker 7.3」を統合し、メディア管理機能を向上させる。物理的なテープ資産と仮想テープ資産の両方について共通管理プラットフォームを構築できることから、EMCジャパンは「主要なSAN内や、遠距離間のバックアップ作業において、仮想テープおよび物理テープ間の全データのトラッキングと管理が容易になる」としている。さらに、新たなCDLには、確実にデータを削除する「シュレッダ機能」も搭載する予定だ。

 一方、CLARiX DL210は、中小企業や支店/部門向けのエントリモデル。記憶容量500GバイトのシリアルATAハードディスクを採用し、合計で4テラバイトから24テラバイトの容量に対応する。主なテープライブラリ、テープドライブ、テープメディアのエミュレーションの実行が可能なため、既存環境への導入が容易。「既存の作業手順またはバックアップインフラを変更することなく、ディスクベースのバックアップ/リストアが実行できる」(EMCジャパン)。税込み価格は650万円からとなる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]