アシストと東京エレクトロンは5月11日、米SenSageのシステムログの収集/長期保存/分析ツール「SenSage Enterprise Security Analytics」の国内販売に関して提携すると発表した。
東京エレクトロンが総販売代理店として取り扱うSenSage製品に、アシストが製品サポートを付加して販売していく。またアシストはSenSage製品と各種サービスを組み合わせた「内部統制支援ソリューション」を販売し、年間2億円の売上げを目指す。
SenSage社のログ収集/保存/分析ツールは、システムを構成するOSやネットワーク装置などからログを自動収集。独自技術で圧縮し、分析用のデータベース化する。圧縮データはストレージ装置に与える負荷が少なく、比較的記録容量が少なくても、大量のログを長期に保存できるのが特徴という。
ログ検索、レポート作成、異常検知といった機能を備える。個人情報保護法や今後の日本版SOX法への対策として、情報漏えいや不正アクセスの有無を過去にさかのぼって確認する、といった用途に向ける。動作環境はRedHat LinuxとSUSE Linux。