日本HP、数1000ユーザー環境までに適したウェブアプリ用SSO製品の最新版

ニューズフロント

2006-05-15 16:39

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月15日、数100から数1000ユーザー規模の環境に適したウェブアプリケーション用シングルサインオン(SSO)製品の最新版「HP IceWall SSO Ver.8.0.1 Standard Edition(8.0.1 SE)」の販売を開始した。大規模環境向け上位製品の最新版「HP IceWall SSO Enterprise Edition 8.0 R1」と同様の機能を、中小企業のイントラネットやユーザー数の増減が激しい電子商取引サイト向けのライセンス体系で提供する。

 HP IceWall SSOは、ウェブアプリケーション間の認証情報を連携させるSSO製品。日本HPでは、「ユーザー認証の安全性と利便性を両立させるとともに、ユーザー管理の一元化にも役立つため、個人情報保護や企業の内部統制への関心が高まるなか、注目を集めているソフト製品」としている。

 HP IceWall SSO 8.0.1 SEは、Enterprise Editionの最新版で新たに加わった対応OS「HP-UX 11i v2」「Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4」(いずれも64ビット版)、対応データベース「Oracle Database 10g R2」「Red Hat Directory Server 7.1」、対応プロトコルSAML1.1およびLiberty1.2が利用可能となった。また、Windows Kerberos認証に対応し、Microsoft Windowsのドメイン認証とIceWall間のSSOシングルサインオンを実現した。HP IceWall SSO 8.0.1 SEの税込み価格は以下のとおり。

  • 通常ライセンス
    100ユーザーまで:157万5000円
    500ユーザーまで:252万円
    1000ユーザーまで:336万円
    3000ユーザーまで:504万円
  • BtoCパッケージ
    50万ユーザーまで:2079万円
    ユーザー数無制限:2604万円

 日本HPでは、HP IceWall SSO 8.0.1 SEの販売に合わせて、評価版をウェブサイトで無償提供開始した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]