CRMソリューションズは5月17日、同社が開発した、企業のホームページに特化したウェブ解析エンジンを利用した潜在顧客発掘サービスを6月より提供すると発表した。
今回提供を開始するサービスは、常時25万の企業ホームページを巡回し、1000万ページ以上のウェブページを解析、分類し、データベース化しているウェブ解析エンジンを利用して、新規顧客開拓を支援するもの。
この解析エンジンを利用することで、業種や地域といった従来の抽出条件だけではなく、クライアントが指定した固有のビジネスキーワードを条件として、より詳細なターゲットのセグメント化および企業の抽出ができるとしている。さらに、採用を行っている企業、認証機能を利用してサイトを運営している企業など、クライアントのビジネスに応じた独自の切り口で潜在顧客を発掘ができるという。
現在、CRMソリューションズのウェブサイト上では、本サービスの理解してもらうための一助として、ビジネスキーワード検索機能の公開を行っている。この機能は、企業が想定しているビジネスのキーワードを入力することで、どのような周辺ビジネスが存在するか、ビジネス相関図を見ることができるため、今まで気づかなかった潜在市場や潜在顧客の発掘を支援するとしている。
CRMソリューションズは今後、同社が提供する予定の本サービスの外部APIと企業で利用しているCRM/SFAシステムとを連動させ、企業情報の自動アップデート機能、競合企業のウェブコンテンツの監視、企業内部情報とウェブ外部情報の融合といったサービスを提供するとしている。