SAS Institute Japan(SAS)は5月29日、企業におけるビジネス・インテリジェンス(BI)の効果的利用促進を目的に、データ統合(Data Integration)分野におけるビジネスを強化することを発表した。
SASは、すでに提供を開始している同社のデータ統合製品「SAS Data Integration Server」を中核に、企業内に散在するデータを収集し、全社的に迅速に活用できるように移行するプロセスに必要な、データ統合の6つの領域について市場啓蒙を積極化させるもの。
6つの領域は、「データ接続とメタデータ」「データクレンジングとデータ品質」「ETL(抽出/変換/格納)」「データ移行とデータ同期」「データ連携」「マスタデータ管理」。国内データ統合市場では、大手都市銀行をはじめ、金融業、製造業、通信業などに導入された実績があり、そのノウハウをプロモーション活動に展開する。