NECインフロンティアは5月31日、アパマンショップネットワークにIP対応キーテレフォンシステム「Aspire」によるコールセンター向けCTI(コンピュータ・テレフォニ・インテグレーション)設備を納入したことを発表した。
アパマンショップネットワークでは、情報システム部門が本社ビル外に移転したことを受け、社内連絡の通話料削減と外線から取次ぎ業務の効率化を図るためにこのシステムを導入。新システムでは、本社と新しいオフィス間をIPネットワークで結び、通話料を無料化すると同時に、あたかも内線で通話しているような使用環境を実現している。
また同社は、AspireのCTI機能およびコールセンター稼動状況監視/分析機能を使用し、フランチャイズ加盟店向けに開設しているコールセンターを強化した。
これまでのコールセンターでは、かかってきた電話をオペレータに均等に着信させるACD機能は使用していたものの、コールセンターの稼動状況を日報/月報など作成はスタッフによる手作業だった。
Aspire導入によって、「どのオペレーターが、いつ、どれくらいの頻度で問い合わせ対応をしているか」といったコールセンターの稼働状況をリアルタイムに監視できるようになり、集計作業も容易になっている。