NEC、大規模ネットワークで品質劣化の原因箇所を推定する新手法

ニューズフロント 2006年06月02日 14時32分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECは6月2日、大規模なネットワークにおける通信品質の劣化箇所を高速に推定可能な新しいネットワーク監視手法を発表した。この手法を使用すると、ルータ1000台を超えるような大規模ネットワークにおいて、従来の監視手法では発見が難しかったVoIP音声品質劣化やストリーミング品質劣化の原因箇所を推定できる。

 NECの開発した新手法は、実際にネットワークを通過する通信の品質や、アプリケーションの動きを想定した疑似通信の品質を監視し、品質劣化の原因を推定する。そのため、ネットワーク機器の稼働状況や通信パケット量を監視する計測装置を、ネットワーク内に配置する必要がない。

 品質劣化箇所の推定は、ネットワークを分割した部分的な推定と、部分網での推定結果の一部を使った全体的な推定を組み合わせ、階層化方式で実施する。計算時間が従来の方式に比べ2分の1から20分の1で済み、通信回数や品質劣化原因となるリンク数が増大する大規模ネットワークでも、実用的な処理時間で推定可能となった。

 NECでは、6月7日から9日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2006に、同技術を出展する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つ
    プレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • 【3/31まで早期割引受付中!】「IBM Watson Summit 2017」開催

    日本IBMが主催する最大の国内総合イベント。テクノロジー・リーダーの疑問を紐解く「企業IT、セキュリティー、モバイル、データ解析などの進化を探る」詳細はこちらから!

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化