沖電気工業は6月8日、デュアルコアインテルXeonプロセッサ7041または同7030を最大4個搭載可能な新型サーバ「if Server ML570 Generation 4」の4モデルと、「if Server DL580 Generation 4」の2モデルを販売開始した。2006年7月中旬に出荷を始める。
新型サーバのプロセッサは、Xeon 7041(動作周波数3.0GHz)またはXeon 7030(2.8GHz)。ハードディスクは、Serial Attached SCSI(SAS)またはシリアルATA(SATA)で、ML570が最大18個、DL580が最大8個搭載できる。PC2-3200レジスタ付きECC DDR2 SDRAMメモリを最大64Gバイト内蔵し、電源を入れた状態でのメモリ交換や、ホットプラグ対応RAIDメモリ構成が可能。
ネットワーク経由でサーバを遠隔管理する「Integrated Lights-Out 2(iLO2)」も標準搭載した。沖電気は、「ミッションクリティカルなエンタープライズクラスのサーバとして積極的に販売する」としている。
各モデルの主な仕様と税込み価格は以下のとおり。沖電気では、if Serverシリーズ全体で年間5000台の販売を目指す。
ML570
- Xeon 7030モデル(タワー型):132万3000円から
- Xeon 7041モデル(タワー型):163万8000円から
- Xeon 7030モデル(ラック型、2CPU):197万4000円から
- Xeon 7041モデル(ラック型、2CPU):260万4000円から
DL580
- Xeon 7030モデル(ラック型、2CPU):205万8000円から
- Xeon 7041モデル(ラック型、2CPU):247万8000円から