イージェネラは6月21日、同社のブレードサーバ「BladeFrame」を管理する「PANマネージャ5.0」を発表した。
PANマネージャ5.0は、複数のブレードサーバとその中に含まれる数百のCPUを単一のプール内のプロセシング資源として管理するソフトウェア。運用管理の単純化、N対1(N+1)のフェイルオーバー機能の効率化、またTCO(総所有コスト)の削減が可能になるという。
前版からは、管理機能のシンプル化、フェイルオーバー機能、拡張性などが改善された。新規機能としては、単一コンソールから複数のブレードにまたがって動的に拡張できるプロセシング資源のプールを作成する「BladeFarms」、N+1フェイルオーバー用のブレードをCPUアーキテクチャ、CPUコア数などの特性別にプール化する「Named Pools」、待機ブレードの立上げ時間を短縮する「Warm pBlades」などがある。
6月21日から、新規出荷されるBladeFrameとともに出荷される。既存システムからのアップグレードも可能だ。