ソースラボ、法人向けにオープンソース製品の自動サポートシステムを開発

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:向井朋子、長谷睦

2006-06-28 20:26

 ソフトウェアサポート事業の市場規模は数十億ドル以上にのぼる。新興企業のSourceLabsはここに着目し、オープンソース製品を使用している企業へ技術サポートを提供する自動システムを開発した。

 設立して2年目のSourceLabsは米国時間6月28日、新たに「SourceLabs Continuous Support System」の詳細を発表した。これはオープンソースのJavaミドルウェアに由来する問題をより迅速に解決することを目的とした、複数のプログラムからなるシステムだ。

 オープンソースを使用する法人向けに、検査と認証サービスを提供する企業はあまり多くはないが、SourceLabsはその1つだ。同社の中心製品は、オープンソースのJava開発ソフトウェアおよびLinux OSとMySQLデータベース、Apacheウェブサーバを組み合わせて作られたソフトウェア「スタック」だ。

 Continuous Support Systemは、SourceLabsにサポートを求める顧客からの電話を削減することを目的としている。また、電話でのサポートよりもきめ細かい対応を実現できるはずだと、同社の最高経営責任者(CEO)、Byron Sebastian氏は述べている。

 同氏はさらに、Continuous Support Systemは問題を診断し、顧客とSourceLabsに自動通知すると説明した。

 SourceLabsでは、既にわかっている不具合やセキュリティ問題に関する情報をデータベース化する計画だ。これはサポート技術者を支援し、問題の原因の特定に使われると、Sebastian氏は述べている。データベースには、情報の集計に同意した企業、および公開されている情報源から集めたデータが集計される。

 アプリケーションの問題を突き止め、ソフトウェアを自動的にアップデートするシステム管理製品はすでに市場に出回っている。しかし、Sebastian氏によると、SourceLabsのソフトウェアはより機能的で、オンラインサポートに特化した仕様になっているという。

 「顧客にとって、最も大変なのはシステムのアップデートではない--システムをきちんとバックアップし、午前3時でも万全に稼働させることだ」とSebastian氏は語った。

 同氏はまた、多くの場合、ソフトウェアサポート事業には競争がなく、そのためにサービスは平凡なレベルにとどまっていると指摘した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]