DataDirect Technologiesは6月27日、XML形式やリレーショナル形式をはじめ、EDIやCSVなどのレガシーデータ形式を処理および集約するための組み込み可能なデータベース非依存コンポーネントの最新版「DataDirect XQuery バージョン2.0」の提供を開始したことを発表した。
DataDirect XQueryバージョン2.0は、XQuery仕様の最新のワーキングドラフトをサポートしたXQueryエンジン。大規模システムにおけるXMLドキュメントに対応するためのパフォーマンス強化や、あらゆる環境で最適なクエリパフォーマンスを得るための追加機能、レガシーデータ形式のサポートなどが含まれている。
最新版に追加されたストリーミングXMLアダプタは、大規模なXMLドキュメントを処理するときに必要なメモリの量を削減し、ビジネスクリティカルなアプリケーションに求められる拡張性を実現。また、EDI、CSV、バイナリなどのファイル形式がサポートされたことにより、サービス指向のデータ統合のための機能も拡張されている。