システム・テクノロジー・アイ、日本オラクル、NEC、NECラーニングは7月4日、4社共同で「Oracle Real Application Clusters 10g」の実機研修センターを開設し、2006年7月より障害対策研修を実施することを発表した。
Oracle Real Application Clusters実機研修センターは、オラクル製品の研修で実績があるシステム・テクノロジー・アイ社内に設置される。同センターでは、NEC製のIAサーバ「Express5800シリーズ」と共有ディスク「iStorageシリーズ」上に「Oracle Database 10g」を搭載し、クラスタシステムであるOracle Real Application Clusters 10gを利用した障害対策研修が実施される。
7月より提供される研修は「Oracle Real Application Clusters 10gトラブルシューティング」および「Oracle Real Application Clusters 10g チューニングワークショップ」の2コース。両コースは、日本オラクルとシステム・テクノロジー・アイが共同で開発した。
NECラーニングは、NECとの共同開発による「Oracle9i Real Application Clusters」や「Oracle Database 10g」データベースコア技術研修など既存のコースに加え、新たに「Oracle Real Application Clusters 10g」の研修を追加する。NECグループ企業におけるエンジニア育成を支援する。
「Oracle Real Application Clusters 10gトラブルシューティング」の研修期間は2日間、OS環境はLinuxおよびWindowsで価格は13万8600円(税込)。一方、「Oracle Real Application Clusters 10gチューニングワークショップ」の研修期間は1日で、OS環境はLinuxおよびWindows、価格は6万9300円(税込)となる。コース日程などの詳細は、システム・テクノロジー・アイのウェブサイトで紹介されている。