NEC(矢野薫社長)とメディカル情報サービス(岸正紘社長)は7月4日、医 療情報システムの保守サポート・サービス分野で協業し、電子カルテなどの導 入サポート・コールセンターサービスを提供する「MegaOakシリーズ共通リソー スセンター」を新設したと発表した。
メディカル情報サービスは、NECの医療事務システム「MegaOakIBARS(メガ オークアイバース)」シリーズのコールセンターサービス、電子カルテなどの 導入サポートサービスを同センターで行う。対象製品分野も順次拡大し、将来 的には「MegaOakシリーズ」すべてのサポートサービスを同センターで提供す る。
NECは現在、「MegaOakシリーズ」を中核とした医療ソリューション事業を強 化している。今回の協業により、365日年中無休の無償コールセンターサービ スなど、より充実したサポート・サービスを提供できる。
一方、メディカル情報サービスは、保守サポートサービスの対象製品を、現 在の医療事務システムや介護システムなどに加えて、電子カルテシステムや看 護システムなどにも拡充する。これにより、現在シェア15%のサービス提供病 院数のさらなる拡大を目指す。